はじめに|「考える」のはもう十分。次は手を動かす番です
これまでの記事で、
- 利益が出ない理由
- 原価・人件費・固定費の構造
- どこから手をつけるべきか
は、ある程度整理できたはずです。
それでも多くの人が次に悩みます。
「で、結局いま何をやればいいの?」
この記事では、
今日〜今週に実際にやるべき行動だけ を
優先順位付きで整理します。
難しい理論や表は使いません。
「動けば結果が変わる」ことだけに集中しましょう。
アクション①【所要30分】数字を“3つだけ”集める
最初にやることは、分析ではありません。
最低限の数字をそろえること です。
今日集めるのは、たったこれだけ。
- 先月の売上
- 先月の食材原価
- 先月の人件費
この3つがあれば十分です。
ここで重要なのは
「正確さ」より「今すぐ分かること」。
帳簿が多少ズレていてもOKです。
アクション②【即日】原価で“1つだけ”確認する
次にやるのは、原価の細かい分析ではありません。
確認するのは 1点だけ。
「売れている主力メニューは、利益が出ているか?」
- 一番注文が多いメニュー
- 看板メニュー
- セットの中心商品
このどれか1つで構いません。
アクション③【今週】人件費を“時間帯”で見る
次は人件費です。
月合計は見なくて大丈夫です。
見るのは 時間帯別。
- 忙しい時間
- 暇な時間
そして、次の問いを自分に投げてください。
- 売上が少ない時間帯に、何人配置している?
- その人数は「本当に必要」?
多くの店舗では
人件費が「売上と連動していない時間帯」 が見つかります。
アクション④【今週】固定費を“設計視点”で見直す
ここで初めて固定費に触れます。
やることはシンプルです。
この固定費は 「売上が半分になっても同じ金額か?」
YESのものを書き出してください。
- 家賃
- 設備リース
- サブスク
- 営業時間による人件費固定化
ポイントは
「削れるか」ではなく「下がらない構造か」。
→ 固定費の構造を整理したい場合は
飲食店の固定費が重くなる構造 を見てください
アクション⑤【1ヶ月後】1つだけ改善して検証する
最後に、これが最重要です。
改善は1つだけ。
- 値付けを1商品だけ変える
- シフトを1時間だけ削る
- サブスクを1つ止める
そして、1ヶ月後にこう確認します。
利益は? 現金は? 現場は回っている?
うまくいったら続ける。
ダメなら戻す。
改善とは「実験」 です。
よくある失敗パターン(要注意)
- いきなり全部変えようとする
- 数字を見ずに感覚で判断する
- スタッフに説明せずに変更する
これらはすべて
改善が続かない原因 になります。
まとめ|利益改善は「一気に」ではなく「順番」
利益改善は才能ではありません。
- 数字を集める
- 小さく変える
- 結果を見る
この3つを回すだけです。
次に読むべき記事
- 原価の管理・改善方法を具体的に知りたい方
- 原価・人件費・固定費のどこから手をつけるべきか迷っている方



